古いコンクリートブロック
老朽化したコンクリートブロックは倒壊の危険性があります。
震災の度にまことしやかに騒がれているのがこれ。
古い(CB)コンクリートブロックが倒壊して下敷きになったという悲しいニュースを見たことがあるかと思います。
特に阪神大震災前に建てられたCBは鉄筋構造の決まりが緩かった為特に危険です。
今回の工事は震災前か後かは定かではありませんが
1 天端筋が入っていない
2 ブロックにモルタルが充填されていない
3 縦筋部にすらスカスカな充填
実は現在でもいい加減な施工をやめられない職人も散見します。鉄筋が少ない、モルタル充填が縦筋部のみ等。
当社でのブロック施工はブロック塀診断士の資格を持つ職人が定められた鉄筋強度で組積しています。
今回工事では古いCBを2段切断してスカスカのCBにモルタル充填し、天端モルタルを均しました。
本体自体古いCBですので高さを下げて天端を埋めることで水の侵入を防ぎ劣化を防ぎます。